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Euromos遺跡

ボドルム半島の根元の街Milasはトルコ絨毯の生産地のひとつですが、古代ギリシャ時代には、ハリカルナッソス(現ボドルム)とミレートス(現ミレトス)の中間に位置するCaria地方のMylasaと呼ばれる重要都市だったようです。
このミラスから北西に10キロほど行った所に、Euromos遺跡がありますがありますが、今日はミラスのマーケットに行きがてら、行って来ました。

Euromosとは古代ギリシャ語で「Strong」という意味らしいのですが、ここにはゼウスの神殿がオリーブの木々に埋もれるように、ひっそりと建っています。
もとは紀元前5世紀にゼウスにこの神殿が捧げられたとのことですが、現在のものは紀元2世紀にローマ皇帝Hadrianによって建てられたものとされています。
トルコにある遺跡場は、立ち入り禁止制限がほとんどなく自由に見学できるような印象がありますが、ここも無人で見学は自由です。
神殿から丘を登ると小さな劇場がありますが、今日はムーラ大学の考古学学科の学生さんたちが、padora(役者さんたちの出入り口)を発掘していました。
一方、神殿入口の少し外れでは墓穴を発掘中でした。
辺りの原っぱを散策していると、棺桶の蓋石などゴロゴロ転がっています。
トルコ国内の遺跡は、ギリシャ国内の遺跡に比べて、無造作にいろんなものが転がっているところが面白いです。
でもトルコの人に言わせると、お金がいくらあっても足りないから、仕方ないんだとか。。。

本日撮影したゼウスの神殿
Euromos遺跡_f0255496_724551.jpg


劇場のある丘からゼウスの神殿を臨む
(近くで見るのもいいけれど、このビューで眺めると趣きがあると思いました)
Euromos遺跡_f0255496_724810.jpg


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by gumusluk | 2013-08-21 06:20 | 見どころ