Euromos遺跡

ボドルム半島の根元の街Milasはトルコ絨毯の生産地のひとつですが、古代ギリシャ時代には、ハリカルナッソス(現ボドルム)とミレートス(現ミレトス)の中間に位置するCaria地方のMylasaと呼ばれる重要都市だったようです。
このミラスから北西に10キロほど行った所に、Euromos遺跡がありますがありますが、今日はミラスのマーケットに行きがてら、行って来ました。

Euromosとは古代ギリシャ語で「Strong」という意味らしいのですが、ここにはゼウスの神殿がオリーブの木々に埋もれるように、ひっそりと建っています。
もとは紀元前5世紀にゼウスにこの神殿が捧げられたとのことですが、現在のものは紀元2世紀にローマ皇帝Hadrianによって建てられたものとされています。
トルコにある遺跡場は、立ち入り禁止制限がほとんどなく自由に見学できるような印象がありますが、ここも無人で見学は自由です。
神殿から丘を登ると小さな劇場がありますが、今日はムーラ大学の考古学学科の学生さんたちが、padora(役者さんたちの出入り口)を発掘していました。
一方、神殿入口の少し外れでは墓穴を発掘中でした。
辺りの原っぱを散策していると、棺桶の蓋石などゴロゴロ転がっています。
トルコ国内の遺跡は、ギリシャ国内の遺跡に比べて、無造作にいろんなものが転がっているところが面白いです。
でもトルコの人に言わせると、お金がいくらあっても足りないから、仕方ないんだとか。。。

本日撮影したゼウスの神殿
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劇場のある丘からゼウスの神殿を臨む
(近くで見るのもいいけれど、このビューで眺めると趣きがあると思いました)
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by gumusluk | 2013-08-21 06:20 | 見どころ | Comments(0)

トルコブーム?

ロンドンにはたくさん日本人が住んでいるので、当然、日系美容院もある。そこには、日本の最新雑誌が充実しているのだけれど、私のいつものお目当てはオレンジページ。
ところが今日はFigaro Japonの表紙の文字に釘づけ。
「イスタンブール、トルコの休日」
とあるではないか。読まないわけがない。
ふむふむ。旅行ガイドとはひと味もふた味も違った情報がいろいろ載っていた。日本の雑誌ってホントすごいと思う。

今回の特集はイスタンブルが主だったけれど、最後にボドルム情報も少し載っていた。しかも、ボドルムではなくて、ボドゥルムとある。いい感じ。私も今度からカタカナ表示する時は、ボドゥルムと書こうっと。

最近、All Aboutの安尾亜紀さんのボドルム特集記事も読んだ。他にも多くのトルコ紹介記事を書いていらっしゃいます。

もしかして、、、日本はトルコブームなのかな???
いいぞ003.gif

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by gumusluk | 2013-05-18 19:39 | 見どころ | Comments(0)

ボドルムでボートに乗った結末

頭領たちが舵室で作戦を練っている間、船底への入り口、つまり、床板は開けっ放しだった。

そこへ、13、4歳くらいのロン毛のカッコいい男の子が、バーで何か買うつもりだったのだろう、小走りでやって来た。つい、目で追っかけていたら、

ストン!!

一瞬、何が起こったのか分からなかった。昔、野球板(ゲーム)で「消える魔球」というのがあったが、そんな感じ。。。

そう、この少年は床が抜けているなんて、これっぽっちも思っていなかったのだ。3メートルくらい深さのある船底に落ちたのだった。辺りは暗くなっていたし、無理もなかった。

幸い、大きな怪我もなさそうだったので、みんなホッとした。
が、母は激怒した。
「床を外してあるなら、どーしてサインを出していなかったのよ?」
「今すぐに病院に行って、我が子を検査させてよ!」と。
大騒ぎになった。

一方、一艘のボートで一人の老いた男性がやって来た。船の修理のプロ(ウスタ)らしい。
「ワシに直せない船はない!」
と言葉には出さないが、顔に書いてあった。

ものの20分くらいだっただろうか?船上に電気が灯り、エンジンがかかった。

ヤッタ〜!!

壊れた船を引っ張っていた船も大喜び!二艘の船を繋ぐ縄は離されたけれど、仲良く帰路に向かった。

そこへ、スゴイ勢いで海上警備隊?のボートが到着。
(遅いよ、今頃。。。)
船はウスタが治したと分かり、
「そうか。んじゃ、誰か早く帰りたい人いるかな?数人なら乗せて送るよ!」
「じゃあ、怪我をしているかも知れない少年をお願いします。家族も一緒に。」
と船員さんが彼らを誘導した。

「これで全員かな?」

と言った瞬間、
「オレも!」
「私も!」
と、少年の家族でも何でもないトルコ人の若者が競ってあちらのボートに飛び乗った。

あああ、、、

踊るトルコ人の振る舞いに感動したあとだけに、大いにがっかりしたのだった。

歓声をあげながら去って行く彼らを黙って見送り、私たちの船と壊れた船を引っ張ってくれた船がマリーナに到着したのは、それから1時間後だった。


海上警備隊の最新式のボート
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by gumusluk | 2013-05-14 20:44 | 見どころ | Comments(0)

ボドルムでボートに乗ったつづき

船底で船の頭領たちが修理を試みている間、若い衆が二艘の船を縄で繋げた。

船はゆっくりゆっくり進み始めた。すっごく時間がかかりそうだけど、いいぞ!!!

しかし、、、

助け船にも沢山のお客さんが乗船していた。あの人達にとっては、いい迷惑だろうに。。。怒る人いないのかな?

と日本人的な(?)心配がよぎったその時、突如として、巻き添えをくっている船から大騒音のトルコミュージックがかかり始めた。そして、あちらの乗客たちがみんな踊り始めた。
こっちの船に向かって、
「あんた達も踊りなよ〜」
とけしかける。

あの船、、、トルコ人しか乗ってない!!

なぜか、目頭が熱くなった。
私だけではないはずだった。少なくとも、うちのティーンエイジの息子もホロリときていた。

お陰で私たち、つまり、こちらの乗客は元気になった。
絶妙のタイミングで、一人の船員さんがみんなにチャイとスイカを配り始めた。緊急時バッテリーで沸かしたチャイ。身体が冷え切っていたので、本当に美味しかった。


一方で、
頭領たちは渋い顔をして船上に上がって来たが、今度は舵室に籠ってしまった。


壊れたボートを引っ張るトルコ人ボート
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by gumusluk | 2013-05-12 00:24 | 見どころ | Comments(0)

ボドルムでボートに乗る

ボドルムのマリーナから出発するボートトリップは、ゴージャスなヨットクルーズもあれば、カリブの海賊船みたいのもある。

一度はボドルムマリーナから海に出てみようと、海賊船のようなものに乗った時のこと。
お決まりのクレオパトラの泥風呂温泉の洞窟に寄りつつ海を漂う船上には、5、60人の老若男女、トルコ人も外国人もゴッチャリ、思い思いに楽しんでいた。

真夏といえど地中海性気候ゆえ、夕方になるにつれて、ちょっぴり肌寒くなって来た。
日も暮れ始め、船はボドルムマリーナに帰るはずが、なぜか海のど真ん中でトロトロしている。
カタン、 カタン、 カクッ015.gif
あれっ、止まった!?
あっ、電気も消えた!?
えっ、もしかして。。。
あ〜、船、壊れました〜!?025.gif

「ひとっ走り(泳ぎ)してくるぜ!」
とかなんとか言って、近くを遊覧していたちょっと高級そうなヨット目指して船員のお兄ちゃんの一人が海に飛び込んだ。と思ったら、すぐにヨットを連れて帰って来た。
バッテリーをヨットから受け取って(車のバッテリーと違って、すっごく重そうだった)、ウィーン、ウィーンとエンジンをかけようとする。が、エンジンはかからず。
随分粘っていたけど、結局エンジンはかからず。
「悪いけど、オレたち用があるから。。」
と言ったかどうかは知らないけれど、ヨットは去って行ってしまった。

不穏な空気が漂うも、
「ダイジョーブだよ!任しとけって!」006.gif
と船員さんたちは引きつり笑顔。

すると、どこからともなく、この船と似たような船が近づいて来た。
船と船がぶつからんばかりに近づき、何やら工具を受け渡している。
あっちの船の船員さん達も乗り込んできて、船底であーでもない、こーでもないとガチャガチャやっている。

すっかり陽が暮れ、辺りは薄暗くなって来た。
電気もないし、しかも寒い。みんな裸同然の格好だもの。。。ガクガクガク

(つづく)


壊れたボートからエーゲ海の夕暮れを臨む
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by gumusluk | 2013-05-10 05:47 | 見どころ | Comments(0)

ボートトリップ

トルコの海岸からは、いろいろなボートトリップが出ている。日帰りから1週間くらいのコースまで、行き先もトルコの沿岸の美しい海岸を巡るものからギリシャの島々に行くものまで、さまざま。(お値段もさまざま)

ボドルム半島で日帰りボートツアーに行くなら、ボドルム発よりトゥルグトレイズ、ヤリカバック、そして個人的にイチ押しは地元ギュムシュルックから行くツアーがいい。エーゲ海をふらふら漂いつつ、海に飛び込んでもよし、昼寝してもよし。泥風呂や洞窟なんていう特別な場所はないので、観光向けではないけれど、ボートを個人でチャーターするほど予算に余裕がないけれど、のんびりしたい!という方にオススメ。

こういったボートは家族経営で、お父さんが船長さん、子どもたちがお客のお世話をするっていうパターンがほとんどだ。
子どもといっても10代半ばであれば舵や給仕を任され、それはそれはよく働く。シーズン中は毎日お父さんと海に出ているらしい。

去年乗ったギュムシュルックのボートの男三兄弟。兄達はなんでもこなすが、三男坊は7歳で、まだまだあどけない子だったが、石に1本の糸と針を巻きつけただけの釣り具で、ひたすら釣りをしてお客を喜ばせてくれた。
今年もあの三兄弟はお父さんと海に出ているのな?

ギュムシュルックの日帰りボートトリップの船上ランチ
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by gumusluk | 2013-05-07 22:37 | 見どころ | Comments(0)

ハルジュ(絨毯屋さん)のお家

ボドルム半島の空の窓口はミラス空港ですが、この地域は絨毯の伝統的産地のひとつです。秋も深まりつつあるある日、空港とボドルムの間にあるSazköyという小さな村の一軒の家庭を訪ねてみました。

シーズンオフにお客が来るのは珍しいらしく、丸一日たっぷりトルコ絨毯の講義とお披露目をしてもらいました。

絨毯そのものより、絨毯を作ることの方に興味がそそられました。

草木染めの糸を使って、デザイン画も見ないで絨毯を作るお母さん
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人懐っこい女の子が「オススメだよ!」と見せてくれたシルク絨毯
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by gumusluk | 2013-04-07 18:00 | 見どころ | Comments(0)

トルコと遺跡

私の今のトルコ語の先生は、もちろんトルコ人。ご主人はイギリス人で考古学者、トルコ語は話せないという。そう聞いた時、「なるほど 023.gif 」と勝手に納得した。
考古学者にとって、トルコ、特に地中海、エーゲ海沿岸はたまらなく魅力的な場所に違いない。大小の遺跡がゴロゴロしているのだから。
我が家のメンバーは、みんな遺跡好き。息子にいたっては、オタクの域に踏み込んでいる。トルコ沿岸の遺跡群を邪魔者(=母親)抜きで、くまなく見て歩きたいそうで、密かにトルコ語の独学を始めている。ヤバイ‼ 追い越されるのが目に見えている025.gif

写真はMiletusの古代劇場 (2012年8月撮影)
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by gumusluk | 2013-03-01 00:05 | 見どころ | Comments(0)