Iasos

ある時、プロのミュージシャンがイアソスの劇場でリサイタルを開いていた時のこと。

演奏会も中盤に差し掛かった頃、突然ベルが鳴りました。そのベルは魚市場のオープンを知らせる合図で、会場の聴衆は一斉に立ち上がり、ひとりのおじいさんを残して、み〜んな、会場を後に出て行ってしまいました。

ミュージシャンは感謝の意を伝えようと、おじいさんのところに歩み寄り、

「みなさんがベルと共に会場をあとにしたにもかからわず、私と私の芸術(演奏)に対して敬意を払って下さり、心から感謝致します。」と言いました。

ところが、おじいさん
「えっ!?ベルが鳴ったって?」
ミュージシャン「ええ、鳴りましたよ。」
おじいさん「そりゃ大変!お許し下され〜」と言って、すたこらサッサと行ってしまったとさ。

これは、ストラボ(ヘロドトスさんの少し後に出てきた地理学者 兼 歴史学者) がイアソスについて語ったお話。
おじいさんは耳が遠かっただけ。この地域に住む人々にとって魚市場は大変重要なものだったことを物語っています。

イアソス遺跡はボドルムの空の玄関ミラス空港とギュルック湾を挟んだ対岸にあります。サントリーニ島の火山噴火の灰によって埋まっていたこの地は、1960年代にイタリアの考古学チームによって発掘が進められ、4000年前から文明が存在していたことが分かっています。
今ほどボドルム半島が人気ではなかった頃に避暑地となった、現在はKıyıkışlacıkと呼ばれる町の海辺沿いに、イアソス遺跡はひっそりとあります。

かつての名残りはありますが、手入れが思うようにできなくなった夏の家が立ち並ぶ、ちょっと淋しい感じの町の海に面した遺跡。
古代ギリシャ時代にはカリアの都市のひとつでしたが、その頃は今のように陸続きではなく島だったそうです。

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現場に立てられた説明書きのボードは、トルコ語、英語、イタリア語で表示されていますが、風化して文字が読めないくらいになっていました。

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湾内に残る遺跡の一部。


余談: 自分もボドルム空港を利用しているので言える立場ではありませんが、ここKıyıkışlacık村が避暑地として廃れた原因は、ボドルム空港のせいじゃないかと思います。
この村、滑走路の延長上にあって、真上を飛行機が行き交います。避暑地の空港は真夜中の発着もいっぱい!この騒音は避暑地として成り立ちません。。。


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# by gumusluk | 2014-09-05 01:00 | 遺跡 | Comments(0)

ギュムシュルック港の朝

Kalymnos島がかなり気に入って帰って来ましたが、やっぱり我がギュムシュルック村はホッとします!

カリアの都市の一つでMyndosと呼ばれたこの村の港は小さくて、停留している船は豪華でもなんでもなく、素朴なものばかり。村全体、賑やかな雰囲気はないので、ちょっと物足りないと思う人もいるでしょう。

湾内にあるラビット島には、膝くらいまでの深さの海を歩いて渡れます。
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島は現在発掘中なので立ち入り禁止だけれど、近づいて見ると去年より露出しているモノが増えた印象。2017年の公開を目指して、頑張っている様子が伺えます。(観光客が多くなったら、ちょっと残念だなぁ。。。)
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島の周辺にも遺跡がゴロゴロ転がっているのですが、その遺跡に向かって、青年がバシッ、バシッ❗️と何かを打ち付けています。
そう、朝獲れたタコの吸盤を落としているのです。午前中早めにここに来ると、よくこの光景が見られます。

今日は大漁だったのかな?ざっと2、30匹のタコさんたちが、遺跡の上に並べられていました。
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一匹おいくら?と尋ねてみたら、25TLだって。安過ぎ⁉︎
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たこ焼きセットを日本から持ってこようかな? (本気で考えています)


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# by gumusluk | 2014-08-25 00:21 | 風景 | Comments(2)

Kalymnos島のあれこれ

Kalymnos島はクライミングで有名とのこと。確かに、切り立った石灰岩とコバルトブルーのエーゲ海と青い空。クライマーにとっては何とも魅力的な場所に違いない。10月に国際クライミングフェスティバルが開催されるようです。

一方、ここには古代ギリシャ時代からの要塞 といわれるKastriや、デロスのアポロの祭壇があるというので行ってみたかったのだけれど、今回は日帰りだったので、島の交通状況から遺跡を訪れることは早々に諦め、考古学博物館へ。

この博物館、EUが79%、ギリシャ政府が21%を出資して2009年にオープンしたとのこと。決して大きくはないけれど、展示物はかなり充実しています。
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住宅街の中にある考古学博物館の外観

そしてもうひとつ。ここは今では貴重となった海綿業が残る島。良質な海綿が生息するこの南エーゲ海領域は、数十年前までボドルム半島も含めて海綿業が盛んだったそうですが、深海に潜る危険性と、プラスティックのスポンジが主流になったため、次第に廃れていったとのこと。

私が歩いて見た限りは、Pothiaの町に2軒の海綿問屋がありました。
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大小のいろんな海綿がいっぱい!ブロンズ製のヘルメットにゴム引きのダイビングスーツskafandroを着て潜るのだそう。

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海綿をカッティング中

町の建物を見て歩くだけでも楽しいKalymnos島。今度は数日滞在で行きたいと思います。
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帰りの船。乗客のメンツは行きと同じ。顔見知りになったトルコ人に「買いすぎじゃない?」って笑われた私のスポンジたち
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# by gumusluk | 2014-08-24 08:10 | Comments(2)

Kalymnos 食べ物編

トルコとギリシャの食べ物は、かなり似ている。食材は豚肉以外、ほとんど同じはずなのだけど、何かが微妙に違う。

飲み物をトルコとギリシャで比較すると
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ミネラルウォーター: 違い分からず
レモネード: トルコ > ギリシャ
ファンタオレンジもどき: トルコ < ギリシャ

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ビール:
トルコ(エフェス) >> ギリシャ(ミソス)

メゼとサラダ
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左から、ズッキーニのフリッター、ミックスサラダ、タコの赤ワイン煮のマリネ

ズッキーニのフリッターに添えてあるアイオリソースもどきがとっても美味しくて出る手が止まりませんでした!

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小エビのソテー

メイン
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イカのグリル トマトとフェタチーズ詰め

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隣のおばさんが食べていたカラマリを隠し撮り(?) イカを丸ごと揚げてある!

今回食べたお店はここ
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カリムノス島、全体に食のレベルは高いようで、お値段はボドルム半島より庶民的な印象を持ちました。



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# by gumusluk | 2014-08-23 07:49 | 料理 | Comments(2)

Kalymnos島 の地図

Kalymnos島に着いて、まずはインフォメーションセンターで地図でももらおうと行ってみたけれど閉まってる。ドアの貼り紙によると開いている時間なのに。。。(さすがギリシャ!)

仕方ないので、フラフラ歩いていたら、ローカルの博物館を発見!
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入場料ただとあるので入ってみると、地図があった❗️
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1420年の地図 かわいい^ ^

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1521年の地図 おっ、方角がついた

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1696年の地図 距離と高低差も

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そして、現在の地図


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# by gumusluk | 2014-08-20 01:11 | Comments(2)