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古代都市ボドルム

ボドルム半島の中心地ボドルムは、ハリカルナッソスという古代ギリシャ都市のひとつでした。

繁華街から少し外れた小さな路地裏に、マウソロス王(BC350年前後にハリカルナッソスを首都としてカリア地方を治めていた)の墓跡があり、(古代)世界七不思議のひとつになっています。

世界七不思議!?と言われると、すご〜く期待してしまいそうですが、これは日本語の言葉の綾というか、Seven Wonders of the Worldの"wonder"を「不思議」と訳してしまうから誤解が生まれるように思います。純粋に「世界の7つの注目すべき驚異の建造物」と言われると、なるほど!と思えます。

何が驚異なのかというと、このお墓は、ギリシャの有名建築家たちによって建造され、スコパス**ら有名彫刻家による彫刻が施された、巨大(50メートル近く高さがあったとか)かつ壮麗な建物だったということです。

このマウソロス霊廟(Mausoleum)は、
AC1400年頃までの度重なる地震により少しずつ崩れ、現在はその残骸が散らばっているにとどまります。

英語で「mausoleum」とは、「壮大な墓、霊廟、陵」という意味らしいのですが、この単語はマウソロス王の墓からきているそうです。

写真は2012年8月撮影 マウソロス霊廟
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**このギリシャの有名な彫刻家の一人スコパスは、他の世界七不思議のひとつ、エフェスのアルテミス神殿も手掛けています。

下は、2011年4月撮影 エフェスのアルテミス神殿跡。イオニア式の柱を127本使った神殿だったとのこと。でも、現在残っているのは、たったの1本。発掘後、ほとんど国外(特に大英博物館)に持っていかれたらしい。
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by gumusluk | 2013-04-01 05:36 | トルコ見聞